わくわく子どもの池プロジェクト情報配信サイト

北九州市立市丸小学校(2009年実施)

北九州市立市丸小学校-1日目-「ビオトープの設計図を完成させよう!」2009年5月13日(水)

今年度のわくわく子どもの池プロジェクトでは昨年に引き続き北九州地域での展開として、北九州市立市丸小学校にてビオトープ造成が決まりました!

市丸小学校では、3・4年生22名を対象にビオトープ造成を展開していきます。学校にある既存のコンクリートの池を改築する予定です。



4月下旬にビオトープ造成事前授業を終え、この度いよいよ子どもたちと2日間に渡りビオトープを造成します。1日目にビオトープの設計図を考え、2日目に池の中に土を入れ、学校周辺の生きものや水草の探索の後、水草を植え、メダカやタニシを放します。

ビオトープ造成の2日間の様子を2回に分けてお伝えいたします!

4月下旬に行われたNPO法人アサザ基金・飯島先生の「生きものとお話しよう!」の授業を踏まえ、今回は子どもたちからどんなビオトープにしたいかの発表会が行われました。
3・4年生が混ざった3人1組のグループで発表します。






グループ毎に飯島先生が感想やアドバイスを提案します。「この水草を入れるのは良い考えだね!!」「この生きものを呼ぶためには、こんな植物を植えるのはどうかな??」











子どもたちがとても熱心に調べてきたので、飯島先生も感心の連続の様子です。

それぞれのグループによって違う角度からのビオトープの提案があり、みんな生きものの立場にたってビオトープを考えているのがよくわかります。





最後に池を囲んで、明日の作業の最終確認です。

どこに土を入れて、水草を植えるのか子どもたちの提案を活かしたビオトープ造りを行います!
お天気にも恵まれそうで、明日の作業が楽しみです!



北九州市立市丸小学校-2日目-「ビオトープを完成させよう!」2009年5月14日(木)

北九州市丸小学校で、いよいよビオトープ造成当日を迎えました!
この日はお天気にも恵まれ、晴天の中でのビオトープ造成の作業となりました。
北九州におけるビオトープ造成活動には、北九州緑化協会様にもサポートいただいて進めております。

今日の流れは、①土をビオトープに入れる、②ビオトープに植える水草を採取しに行く、③水草を植える、④ビオトープにメダカを放流する、です。







当社の社員もボランティアとして参加し、子どもたちをサポートします。ビオトープに土を入れる作業では、学校にある土を利用しました。社員ボランティアが悪戦苦闘しながら土をたがやし、子どもたちに渡します。子どもたちはとても元気で、「早くはやく~!」とせかされ、大変でした(笑)

順調に作業を終え、次に学校周辺にビオトープに植える水草やタニシを採取しに行きます。子どもの足取りも軽く、みんな熱心に探しています。









探索の行き帰りも、いろいろな生きものを観察します。子どもの観察眼はすごぃ!大人との視線の違いを実感しました。





戻ってみんなで水草を植えます。浅いところが好きな水草、深いところに適した水草と、NPO法人飯島先生に聞きながら植え付けます。最後にメダカとタニシを放流し、完成です!!



ビオトープ造成に関わったみんなで、「バンザーイ!!」。完成を喜びました!

でも、本当の始まりはここからです。
これから、市丸小学校にやってくる生きものを子どもたちが観察します。

いろいろな生きものを観察して、みんなでビオトープを守ってください!!