わくわく子どもの池プロジェクト情報配信サイト

北九州市立湯川小学校(2008年実施)

北九州市立湯川小学校-1日目-「ビオトープ造成!」2008年7月24日(木)

今年度のわくわく子どもの池プロジェクトでは初めての地方展開で、北九州市立湯川小学校にてビオトープ造成が決まりました!

湯川小学校では、5年生100名を対象にビオトープ造成を展開していきます。 ひょうたん型のコンクリートの池を改築する予定です。

5月中旬にビオトープ造成事前授業を終え、この度いよいよ子どもたちと2日間に渡りビオトープを造成します。1日目にビオトープの設計図を考え、実際に今あるひょうたん池に石や土を入れ、水を加える作業まで実施します。2日目に池の中や周りに水草を植え、メダカやタニシを放します。

ビオトープ造成の2日間の様子を2回に分けてお伝えいたします!



7月の夏休みの「夏の教室」を利用し、子どもたち主導で「どんなビオトープにしたい」かの最終大詰めの授業からスタートします。NPO法人アサザ基金の飯島先生がみんなの意見にアドバイスを加えながら、ビオトープ設計図を完成させていきます。





今回はビオトープの周りにも土を入れ、水草などを植えることで、たくさんの生きものを呼べるビオトープを造成することに決定しました! 午後から早速作業開始です。まずは、ひょうたん池の中に石を入れます。これは池の深さを調整するためです。子ども達も積極的に重い石運びに参加します。次に、ひょうたん池の周りの土を入れ換えるため、今すでにひょうたん池の周りにある土を掘り返します。炎天下の中、みんな一生懸命です。





その作業が終わると、新しい土を入れます。バケツリレーをしながら、土をどんどん池の周りに入れていきます。



その後、土の上にビニールシートをかぶせます。今回はひょうたん池の周りの土の部分も水を入れて、ビオトープを拡大することにしました!! ビニールシートは大人達のみで作業します。子ども達も手伝いたいようでうずうずしています。



シートを敷き終わると、土を上からかぶせます。本日最後の作業という事で、子ども達もラストスパートで取りかかります!!水草も今日のうちに多少植え付けることにしました。子ども達の一生懸命な様子に、私たち大人もエネルギーをたくさんもらいました!



最後に水を入れ、今日の作業工程は終了です。水の勢いが小さいので水が溜まった様子が見られないままの帰宅で、子ども達は後ろ髪ひかれる様子でしたが、こればかりは明日のお楽しみにとっておきましょう!! 明日はビオトープの中や周りにさらに水草を植えて、タニシやメダカを放します! ビオトープの完成が楽しみでなりませんね!



北九州市立湯川小学校-2日目-「ビオトープ完成!」2008年7月25日(金)

北九州市立湯川小学校でのビオトープ造成、2日目です。 今年度のわくわく子どもの池プロジェクトでは初めて地方展開を果たし、湯川小学校にてビオトープ造成を行います。

今回はその2日目の様子です。

昨日の作業で、①ひょうたん池に石の土台を入れる、②土を入れる、③ビニールシートを敷く、④水を入れる、⑤簡単に水草を植える、までの作業が終了しており、今日の作業はさらにビオトープの周りに水草を入れ、メダカ・タニシを放す、の2点です。

また、今日は作業が少ないので、教室でビオトープの注意事項を呼びかけるためのポスターを描く班も設けることにしました。絵が得意な女の子中心です!

まずは、ビオトープの作業を指導してくださるNPO法人アサザ基金の飯島先生が、水草をどこに植えたらいいのか子どもたちに指示します。





ビオトープ全体を囲うように植えました。また、ビオトープの中にも浮き草を植えました。ここでは男の子が大活躍してましたよ!





水草を植え終わると、最後にメダカやタニシの放流です!
実は、同時進行で生き物班の子ども達が担任の先生と、NPO法人アサザ基金の飯島先生と近くの川にメダカやタニシ、水草を採取に行っていました。
地元に生きる生き物を小学校の、さらに子どもたちの身近な場所で育てられる。子どもたちにとって最高の環境ですね!





ポスターも無事に完成しました!
さすがみんな絵が上手で、色遣いもとてもキレイです!!





これで湯川小学校のビオトープの完成です!
2日間に渡り、暑い中頑張った子どもたちに拍手です!!
汗をかきながら夢中で一生懸命に作業する子どもたち。本当に楽しそうで、完成したビオトープにとても喜んでいる様子に、こちらもうれしいばかりです。

これから秋にかけて、たくさんの生き物が来るビオトープになるといいですね!!