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取り組み紹介

ヘルスケアREITの取り組み

少子高齢化が急速に進む中、高齢者世帯、特に単独高齢者世帯が増加しています。その一方で、介護を担う世代の人口は減少しており、外部の介護・医療サービスに頼らざるを得ない状況が生まれています。住生活基本計画(全国計画)(平成28年3月18日閣議決定)で、高齢者人口に対する高齢者向け住宅の充足率について、2014年の2.1%から、2025年までに4%へ引き上げることと数値が更新されました。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、医療関連施設といったヘルスケア施設の拡充が促進されています。しかし、需要は供給を上回るスピードで増加を続けており、ヘルスケア施設のさらなる整備・拡充が喫緊の課題とされています。

当社は、高齢社会に不可欠なヘルスケア領域のインフラづくりの一翼を担うべく、ヘルスケアREITの立ち上げに向けた取り組みを進めてきました。ヘルスケアREITとは、主たる投資対象をヘルスケア施設とする不動産投資信託(REIT)のことです。REIT立ち上げに向け、資産運用会社となるヘルスケアアセットマネジメント株式会社を株式会社三井住友銀行(以下、三井住友銀行)、シップヘルスケアホールディングス株式会社(以下、シップヘルスケア)と共同で設立する等、様々な準備を進めてきました。その結果、2015年3月に、ヘルスケアアセットマネジメント株式会社が資産運用を受託する「ヘルスケア&メディカル投資法人(証券コード:3455)」が東京証券取引所不動産投資信託証券市場(J-REIT市場)に上場を果たしました。
現在、当社はヘルスケアREITに組み込まれる前のヘルスケア施設を一時保有する(ウェアハウジング)等を通じてREITの成長を支援しています。

ヘルスケア施設に代表される高齢者向け商品・サービスの拡充は、高齢者はもちろん、国民一人ひとりが安心して生き生きと生活できる社会の実現につながります。当社は今後も、グループの総合力と、幅広い業界のパートナーとのネットワークを活かして、高齢社会を支える社会基盤整備に貢献していきます。